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【専門家が明かす】屋根裏に潜むアライグマ対策法

屋根裏に潜むアライグマ対策法を教える女性専門家

近年、アライグマによる住宅被害が深刻化しています。特に、屋根裏への侵入は、建物の損傷や健康被害など様々な問題を引き起こします。

本記事では、アライグマ被害の実態と深刻な影響、屋根裏への侵入を防ぐ方法、駆除方法、被害を受けた後の補修方法などについて詳しく解説します。

屋根裏から侵入された後の被害事例

アライグマが屋根裏に侵入すると、様々な被害をもたらします。

以下にて、具体的な被害をご紹介します。

具体的な被害

天井の破損

アライグマは天井を破って侵入することがあり、穴が開いてしまうことがあります。

断熱材の損傷

巣作りや移動のために断熱材を散乱させ、天井裏が大きく損傷することがあります。

電気配線の被害

電気配線を噛み切って断線させ、漏電や火災を引き起こす可能性があります。

天井裏の物の被害

置いている物をかじったり、糞尿で汚したりして、破損させてしまうことがあります。

悪臭

糞尿による悪臭がひどく、住環境が著しく悪化します。

騒音

夜中に動き回る音や鳴き声がひどく、睡眠不足やストレスを引き起こす可能性があります。

これらの被害は、住環境の悪化だけでなく、漏電や火災などの重大な事故を引き起こす可能性があります。

アライグマの侵入経路

屋根裏に侵入を試みようとするアライグマ

アライグマは非常に体が柔軟で、小さな隙間からも侵入することができます。

具体的な侵入経路は以下となります。

軒下

雨樋や換気扇などの隙間から侵入します。

屋根

瓦やトタンの隙間から侵入します。

壁の隙間やエアコンの室外機などの穴から侵入します。

排水管

排水管の隙間や接続部分から侵入します。

その他

動物用の出入口や屋根の破損箇所などからも侵入します。

以上のように様々な箇所から侵入できるため、徹底した対策が必要となります。

アライグマの被害を防ぐための対策

アライグマの被害を防ぐためには、侵入経路を塞ぎ、忌避する対策が必要です。

以下にて具体的な対策をご紹介します。

侵入経路を塞ぐ

  • 隙間テープや金網などを用いて、あらゆる侵入経路を徹底的に塞ぎます。
  • 天井や壁の隙間、換気扇やエアコンの室外機などの隙間、排水管の隙間などを塞ぎます。
  • 動物用の出入口や屋根の破損箇所も塞ぎます。

防護柵の設置

屋根やベランダに、アライグマが登れないような防護柵を設置します。

忌避剤の使用

アライグマが嫌がる臭いの忌避剤を、侵入経路周辺に設置します。

超音波装置の設置

アライグマが嫌がる超音波を発する装置を設置します。

電気柵の設置

電流を流した柵を設置して、侵入を阻止します。

上記にて詳しくご紹介いたしましたが

被害状況や環境によって適切な対策は異なるため、専門業者に相談することをおすすめします。

アライグマは非常に警戒心が強い動物であり、被害を受けている場合は不用意に近づいたり、刺激を与えたりしないよう注意が必要です。アライグマは狂犬病などの病原体を保有している可能性もあるので、駆除する場合は専門知識と装備を持った業者に依頼することを強くお勧めします。

また、アライグマは可愛い見た目ですが特定外来生物に指定されており、許可なく飼育することは法律で禁止されていますので注意しましょう。

アライグマの外見の特徴や生態などはこちらページに詳しくご紹介しておりますので、よろしければご覧くださいませ。

【2024年版】害獣一覧ガイド-害獣の種類と特徴

アライグマ被害の深刻な影響

アライグマは、近年日本各地で被害が拡大している特定外来生物です。その被害は、健康被害、経済被害、精神的なストレス、生態系への影響など、多岐にわたります。

健康被害

アライグマの糞尿には、レプトスピラ症、サルモネラ症、大腸菌感染症などの病原体が含まれている可能性があります。これらの病原体に感染すると、発熱、下痢、嘔吐、頭痛などの症状が現れます。重症化すると、死に至るケースもあります。

特に、レプトスピラ症は、腎臓や肝臓に深刻なダメージを与える可能性があり、放置すると命に関わる危険性があります。また、サルモネラ症や大腸菌感染症は、特に抵抗力の弱い子供やお年寄りにとって危険です。

さらに、アライグマはダニやノミなどの寄生虫を媒介している可能性があります。これらの寄生虫に刺されると、皮膚炎やアレルギーなどを引き起こす可能性があります。また、ダニが媒介するライム病などの病原体に感染するリスクもあります。

経済被害

アライグマは屋根裏や壁の中に巣を作ることがあり、建物を損傷させることがあります。また、電気配線を噛み切ったり、水道管を破損したりして、建物の機能に支障をきたす可能性もあります。

これらの被害は、修繕費用が高額になるだけでなく、住環境の悪化にもつながります。また、アライグマによる被害は、建物の価値を大きく下げる可能性もあります。

さらに、アライグマは農作物や養殖魚を食い荒らす被害も深刻です。農林水産業への被害額は年間数十億円に達すると推定されており、地域経済に大きな打撃を与えています。

これらの経済被害は、農家や漁業関係者だけでなく、消費者にまで影響を与える可能性があります。

精神的なストレス

アライグマの糞尿は非常に強い悪臭を放ち、精神的なストレスを引き起こします。悪臭は、食欲不振や睡眠不足、頭痛などの症状を引き起こす可能性があります。

また、アライグマは夜行性であり、夜間に活発に動き回ります。その音が睡眠の妨げとなり、不安や恐怖を感じることがあります。さらに、夜中に物音が聞こえたり、姿を見たりして、精神的なストレスを受けることがあります。

これらの精神的なストレスは、日常生活に支障をきたすだけでなく、心身の健康に悪影響を与える可能性があります。

アライグマの生態系への影響

アライグマは在来種の餌を奪ったり、卵や雛を捕食したりすることで、在来種の個体数を減少させる可能性があります。

例えば、アライグマはカエルやトカゲなどの両生類・爬虫類を捕食するため、これらの動物の個体数が減少しています。また、アライグマは鳥の巣を襲い、卵や雛を食べてしまうため、鳥類の繁殖にも悪影響を与えています。

さらに、アライグマは植物を食い荒らすため、生態系のバランスを崩す可能性があります。

屋根裏への侵入経路の特定と対策

アライグマは非常に体が柔軟で、小さな隙間からも侵入することができます。そのため、屋根裏への侵入を防ぐためには、あらゆる侵入経路を特定し、徹底的に塞ぐことが重要です。

以下にて、各々の侵入経路を詳しくご紹介していきます。

屋根

瓦やトタンの隙間

隙間テープや金網などを用いて、徹底的に塞ぎます。特に、棟板や鬼瓦などの隙間は、アライグマが侵入しやすい箇所なので、注意が必要です。

雨樋や換気扇

隙間テープや金網などを用いて、隙間を塞ぎます。雨樋は、アライグマが登りやすいので、特に注意が必要です。

破損箇所

瓦やトタンなどを用いて、破損箇所を修理します。放置すると、そこから侵入されてしまう可能性があります。

壁の隙間

モルタルやコーキング剤などで、隙間を塞ぎます。特に、エアコン室外機の穴や排水管の穴は、アライグマが侵入しやすい箇所なので、注意が必要です。

動物用の出入口

金網や板などを用いて、出入口を塞ぎます。ペット用の出入口も、アライグマが利用する可能性があるので、注意が必要です。

その他の注意スポット

換気扇

換気扇カバーや金網を設置して、侵入を防ぎます。換気扇は、アライグマが侵入しやすい箇所なので、必ず対策が必要です。

排水管

排水管キャップや金網を設置して、侵入を防ぎます。排水管は、アライグマが登りやすいので、特に注意が必要です。

動物用の出入口

金網や板などを用いて、出入口を塞ぎます。ペット用の出入口も、アライグマが利用する可能性があるので、注意が必要です。

忌避剤の効果と注意点

忌避剤は、アライグマが嫌がる臭いを発することで、侵入を抑制する効果があります。化学物質や天然素材など、様々な種類の忌避剤があります。

以下にて、忌避剤の種類についてご紹介していきます。

1,化学物質

アライグマが嫌がる強い臭いを発し、効果が比較的長持ちします。

2,天然素材

ハーブや柑橘類の臭いなど、比較的穏やかな臭いを発し、環境への影響が少ないです。

注意点

忌避剤の効果は一時的であり、効果が徐々に薄れていくため、定期的な補充が必要です。

また、すべての個体に効果があるわけではなく、個体差が存在します。

使用する際は、猫や犬などのペットに影響を与える可能性も考慮する必要があります。

化学物質を含む忌避剤は、環境に悪影響を与える可能性もあるため、使用時には注意が必要です。

忌避剤を使用する場合は、これらの注意点に理解した上で、適切な種類を選び、使用することが重要です。

自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

建物に被害を受けた後の補修

被害を受けた建物は適切な補修作業が必要です。ここでは、被害を受けた後の補修について、詳しく説明していきます。

建物の損傷の修繕(屋根、壁、床、配管など)

屋根

雨漏りなどの二次被害を防ぐために、早急な修理が必要です。瓦の破損やズレ、雨樋の詰まりなどを確認し、必要に応じて交換や修理を行います。

ひび割れや穴などがあれば、補修材を使用して塞ぎます。また、壁材の剥がれや腐食などがあれば、交換が必要になることもあります。

傷やへこみがあれば、補修材を使用して修復します。また、床材が腐食している場合は、交換が必要になることもあります。

配管

アライグマによって配管が損傷された場合は専門的な知識と技術を要するため、専門の業者に修理を依頼することが安全です。

キッチンやバスルームの下水管の漏れや、簡単に交換できる部品の修理は自分で行うことも可能です。

悪臭の除去方法

アライグマによる悪臭で鼻をつまむ女性

アライグマによる建物内の被害は、損傷だけでなく、糞尿や死骸による悪臭をもたらすことがあります。このような悪臭を効果的に除去するためには、以下のステップを踏むことが重要です。

1. 原因の除去

糞尿や死骸の清掃

悪臭の原因となるアライグマの糞尿や死骸を見つけ次第、速やかに除去します。この作業を行う際は、適切な保護具(手袋、マスクなど)を着用し、衛生面に注意しましょう。

汚染された物資の処理

糞尿によって汚染された断熱材、木材、壁紙などは取り除き、必要に応じて交換します。

2. 徹底的な清掃

消毒剤の使用

汚染されたエリアは、漂白剤や専用の消毒剤を使用して徹底的に清掃します。これにより、悪臭の原因となる細菌やウイルスを除去できます。

専門の清掃業者

広範囲にわたる汚染や、自分で対処できない場合は、専門の害獣駆除業者や清掃業者に依頼することを検討してください。

3. 換気

窓や扉を開けて自然換気を行い、ファンや空気清浄機を使用して室内の空気を循環させます。新鮮な空気を取り入れることで、悪臭を薄め、除去することができます。

4. 消臭剤の使用

市販の消臭剤

市販の消臭剤を使用して、残りの悪臭を除去します。自然由来の消臭剤(重曹、酢、活性炭)も効果的です。

専門の消臭サービス

悪臭が強く、自分での対処が難しい場合は、専門の害獣駆除業者や消臭サービスを利用することも一つの選択肢です。

注意点

アライグマの糞尿は病原体を含む可能性があるため、清掃作業を行う際は十分な保護措置を取り、直接触れないようにしてください。

悪臭の原因が完全に除去されていない場合、消臭剤だけでは根本的な解決にはなりません。原因を徹底的に取り除くことが重要です。

これらのステップを踏むことで、アライグマによる悪臭問題を効果的に解決し、快適な居住環境を取り戻すことができます。

まとめ

アライグマは近年、日本全国で被害が拡大している外来生物です。特に、住宅の屋根裏への侵入は、建物の損傷や健康被害など様々な問題を引き起こします。

本記事では、アライグマ被害の現状と深刻な影響、屋根裏への侵入を防ぐ方法、駆除方法、被害を受けた後の補修方法などについて詳しく解説しました。

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